DTM 肉おばさんの道

DTM初心者が手探り状態で奮闘したりしなかったり

その16 PlayBeat2

先日、「PlayBeat2」というソフトを購入した。

ランダムにビートとパターンを生成してくれるそうだ。

もともと、「和音がすごんだぜヘイ!」的な

「スケーラー2」というソフトの購入に踏ん切りがつかなかったが、

この「PlayBeat2」がパックで少々安くなっていた。

黒とオレンジの2カラーのクールな見た目に惚れて、

衝動的に購入決定した。

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買ったのはいいものの、使い方がわからない。

初心者に詳しく使い方を説明してくれるサイトがない。

説明書は英語で全く読めない。

外人さんが説明してくれる動画はあるものの、

自動翻訳したとて、いまいち理解できない。

なので、ここ数日「PlayBeat2」をいじっていた。

ようやく使えるレベルまで理解できので、

「PlayBeat2」使い方を説明してみる。

初心者程度のぐだぐだな解説だけど・・・。

ちなみに「スケーラー2」はダウンロードすらしていない。

 

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「PlayBeat2」の全体画面。

オレンジと黒の構成でクール。

サイコロ押すと、勝手に複雑なリズムパターンを作ってくれる。

 

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①テンポ・・・

DAWのテンポが反映される。テンポを変えたければDAW側を変えるしかない。

 

②ステップ・・・

全体のステップを16or32コマに設定。

 

③音を読み込むとこ・・・

「+」で各レイヤーに音を読み込む。

三角のポッチで、すでに読み込ませた音源へ順繰りに変更する。

 

④サンプル・・・

なぜかドラッグドロップできない。

「Load Sample」でソフト内の音源を入れる。

「Import Audio」でソフト外の音源を入れる。

「Import Audio」がかなり面倒なので、

あらかじめプログラムフォルダに音源をコピって

「Load Sample」で入れるほうが早い。

不要な音源は後から消せる。

 

⑤バー?・・・

スライドして任意のループ間を設定できるとか?

 

⑥ソロとミュート

 

 

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①ロック・・・

設定をロック。

 

②シャッフル・・・

全体の設定をシャッフルし新にリズムパターンを生成する。

ロックした設定は変更されない。

 

③クリア・・・

設定をクリア。

 

④トラックの設定をシャッフル・・・

この画面の場合だと、オレンジ色の小さいサイコロを押すと

レイヤー1の「KICK1」のピッチがG2-G3間でシャッフルされる。

 

⑤レイヤーの設定項目・・・

「STEPS」(16STEPSの場合)16コマのうちの何コマ?

「DINSITY」1コマに何回音源を入れる?

「PITCH」音程

「VOLUME」ボリューム

「PAN」左右の音の聞こえ具合

 

⑥↑の項目をいじるとこ・・・

いじってロックをかければ設定はシャッフルされない。

 

この画面で説明すると「KICK1」の「PITCH」は「G2-G3」で

ロックがかかっているので、②を押すと、

「KICK1」の「PITCH」のみ「G2-G3」間でシャッフルされる。

 

 

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①リターン・・・

設定前に戻る。

 

②保存・・・

作ったパターンの保存、プリセットの消去はここから。

 

③設定・・・

「PlayBeat2」の設定を変更。使ったことない。

 

④画面の大小の変更

 

⑤ドロップ1・・・

ドロップでDAWトラックへのトラックへバウンス、ファイルへ直接保存。

 

⑥ドロップ2・・・

DAWへドロップするとピアノロールになる。

これで何するのかわからない。

 

⑦音源の長さの設定・・・

例えば「キスミー」の音声ファイルを調節して、

「キス」だけを発音させる。

 

⑧進行によるシャッフル設定・・・

4小節後にどうすんの?無限大マークが消灯していると、

シャッフルされないまま永遠とループ。

点灯させると4小節後にシャッフル。

右横の数値で何回ループした後シャッフルするかの設定。

この画面だと2ループ後にシャッフルされる。

 

⑨シャッフル・・・

ループ後のシャッフルのシャッフル具合?

いまいちわからない。

 

⑩進行のテンポ・・・

リズムの進行が変化する?

 

⑪音量・・・

レイヤー、もしくは全体の音量の調節。

 

⑫消しゴム・・・

レイヤーすべてのコマの消去。

 

⑬移動・・・

このボタンにあるレイヤーの設定を別のレイヤーに移行する。

 

 

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①シャッフル後に各コマの設定をさらに設定可能。

 

②プリセット・・・

押すと作成したリズムパターンの設定を保存。

消去しないかぎり、いつでも呼び出せる。

ただし、音源は保存されずパターンのみ。

 

 

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Studio oneの場合、録音はこんな感じで。

ドロップしたほうが使い勝手が良いかもしれない。

 

・・・とまあ、こんな具合でど素人の説明でした。

使ってみての感想としては、微妙。

初見で思ったほどクールじゃなかったなーと。

普通にDAWのパターンモードでリズム打ち込むほうが、

利便性が高いような気がする。

人気のソフトだったら、もっと紹介サイトがあるはずだし。

所詮、スケーラー2との抱き合わせ商品ってとこですか・・。

まあ、せっかく買ったので、どこかで活用していこうかと。

 

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なんか、う~ん?って感じ。

その15 「でんでんむし」をコピる

しばらくは童謡をコピーして、DTMの勉強をすることに決めた。

その第1曲目が「でんでんむし」。

選曲理由は、どこぞかの動画で流れていたのを観て、

「楽そ~」と思ったから。

第1曲目に相応しいほど、楽な曲。

かと思いきや、最初から頭を悩ませる案件が多々発生した。

まずは「でんでんむし」の楽譜はこんな感じ。

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はい。

最初のホクロが付いてる音符。

次の黒い旗が付いてる音符。

これがわからない。

さらに言えば、彼らが繋がっている理由もわからない。

小学校の頃に習ったはずなんだが、あの頃何やってたんだろ。

股間にリコーダーはさんでボーっとしてた記憶しかない。

今も股間にリコーダーはさんで夜な夜な街を徘徊しているから、

小学校の私も今の私も〝音楽をしている〟のだろう。

音符を読めない言い訳にはならないが。

 

2小節目に現れる「を」か「そ」の草書体みたいな休符も不明だ。

4分休符?8分休符?

どんだけ休むんだ?

コロナが収束するまで?

そもそも4分言われても、その4分さえわからない。

おたまじゃくし何個分?

いやその前に4分の4拍子は、おたまじゃくし何個分?

 

この程度。

このていたらく。

これでよく「でんでんむし」を楽な曲と言えたものだ。

 

こんなレベルなので、左手のヘ音記号もわかりません。

どの鍵盤抑えるやらで四苦八苦。

ネットで調べつつ、1音づつノートに入れているうちに、

気付けばエロサイトを眺める始末。

そりゃ、進みませんわな。

股間にリコーダーはさんで徘徊もしますわな。

 

そんな楽譜もロクに読めない私がなんとか作った曲。

「でんでんむし」でございます。

 

手直ししたい!

でも、手を加えるとひどくなる一方なので、

これで完成形でいい。

音符を調べる段階からここまでやれば充分じゃない?

今回のことは早めに忘れて次のステップへ進めばいいじゃない?

ってことで、次回は股間オーボエはさんで徘徊します。

その14 Studio one 4 ガイドブック

去年の暮あたりにStudio oneのガイドブックを購入した。

Studio oneのガイドブックの中で評価が高い。

お値段も5000円と高い。

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購入してから数ヵ月間、灰皿の下に敷かれ、

灰皿からこぼれた灰を受け止める敷物として活躍してくれた。

その間、まったくStudio oneを起動させてない。

 

ようやく、DTMの勉強を再開したと同時に敷物の任を解き、

ペラペラめくりながら、Studio oneをいじること数ヵ月。

感想としては、微妙。

初心者に対し、2曲作成する工程で、

基本から応用まで解説してくれる。

わりと見やすいページ編成、丁寧な説明で、

たどたどしくも作成できる。

だが、すべての初心者に適切ではない。

途中からこちらが知らない、もしくは解説してくれない用語が

頻繁に登場する。

インストゥルメントやエフェクトの使い方は解説してくれるが、

各ノブ・各スイッチの細かい説明は省かれている。

いずれも自分で調べて、いじるしかないようだ。

なので、「このガイドブックさえあれば!」という本でもない。

「これで大体把握して、あと自力で頑張る」本だと思う。

 

あと、この本で根本的に問題な点は、グレードである。

Studio oneには3つのグレードがある。

プライム、アーティスト、プロフェッショナル。

プライムは無料版。

アーティストはプライムの上位版で、

PreSonus等の製品のおまけで付いてくる。

プロフェッショナルはアーティストの上位版で、

いわばStudio oneの最終形態である。

私のStudio oneは初音ミクのおまけでアーティストなのだが、

このガイドブックは途中からプロフェッショナル版の

説明がやたら出てくる。

コード系のくだりあたりから「そんなボタンないんだけど…」と

首をかしげる箇所が出てきて、

よく見ると冒頭に「プロフェッショナルのみ」と書かれている。

(ちなみにコードに関する詳しい説明はありません)

そんなプロフェッショナル以外お断りな3分の1ほどある。

なんか、クラスで1泊のキャンプでクラスカーストの上位が

男女で肝試しをする企画で盛り上がっている場に

クラスカーストの下位の私が入り込めない感じだ。

つまり。

この本に記述された解説をすべて習得するには、

プロフェッショナルへとアップグレートしなければならない。

アップグレートのお値段、約5万!

払えません。

PCの買い替えで20万。

今年はアパートの更新で10万。

肝試しの参加費で1000円。

5万を気軽に払える状態ではない。

この本を購入者はちょっと本気になった初心者が多いと思う。

なにせ5000円の本だし。

だが、さらに本気になるには、自力で調べる学習意欲と、

5万円の出費を覚悟しなければならない。

そんな本。

 

ちなみに、このガイドブックに沿った感じで作ったやつ。

「カエルの歌」

 

「きらきら星」

 

 

あたらめて聴くとひどいな!

まあ、今後は数多の童謡をコピー&アレンジして、

なんとなくDTMでの作曲の仕方を把握していこうかと。

GW中に1曲作ろうかと思っている。

え?GWもう終わり?

なんで?

足の爪をいつ切ろうかとボーっと見つめていただけで、

もう終わり?

その13 久しぶりに

ドラゴンやスライムって人の創造物だろ?

なんでそんなのが転生先に現れるんだ?

本当の「異なる」世界なら、人体の構造、生成物、

元素の在り方までまったく別もんであるべきでしょ。

当たり前にそこにあるようだけど、

それは今まで見聞きしたものが、都合よくそこにあるだけだ。

結局は異世界って、別の世界じゃなくて、

書き手の「都合がよい世界」なんじゃないの?

 

はっ!

すみません。

異世界に飛ばされて、200日ほど更新サボってました。

ちゃんとDTMの勉強もしてます!

3か月間ぐらいサボって、

3か月前からボチボチ再開したって感じです。

 

サボりの言い訳的には、

ゲームの「デジボク地球防衛軍」にハマってたのと、

PCの買い替えですかね。

 

地球防衛軍」のシリーズが好きだから、

出たらやるしかないでしょ!

最後の難易度「インフェルノ」まで、やるしかないでしょ。

また7月以降にスイッチ版の「2」が出るとか、

最新作の「6」が出るとか・・・。

出たらDTMはサボり確定ですよ!

ほかのゲームは我慢できるけど、

地球防衛軍」だけは譲れません。

 

PCの買い替えは、長年使ってたPCがWIN10への更新で、

重くなってしたのが原因ですね。

起動が遅い、再起動はさらに遅い。

かなりの頻度でフリーズする。

なので、去年の12月に思い切って買い換えました。

パソコン工房で「DTM用PC」みたいなセットに

色々追加してトータル20万の出費でした。

藤井聡太が自作のPCを私にくれればタダなんだけど、

なにも面識がないので、20万かかりました。

痛い出費で、PC間の引っ越しも苦労しました。

今は、値段なりに快適に動いてます。

部屋の真ん中に買い替え前のディスクトップPCが

鎮座していることを除けば快適です。

たまにStudio oneがフリーズしますけど、

これは呪いですかね?

 

そんなこんなで、DTMはかろうじて?続けている状態です。

こんな私ですが、これだけは言い切ります。

「挫折はしません!」

地球防衛軍が出たらサボります!」

以上!

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こちとら20万でPC買い替えとんのじゃー!

その12 MIDIキーボードを繋げた

一通り、ピアプロスタジオの勉強が終わった。

調声の仕方は大体把握した。

本格的に曲作りに入るころには忘れているだろう。

その時は音程の調整なんぞ無視してベタ打ちでもいいのでは?

完璧な歌声はボーカロイドらしくはないのでは?

とも考えている。

私は20年前にクラフトワークの「ロボット」を聴いて、

テクノ熱が発症した。

生声ではなく、機械で打ち込んだような、

あたかもロボットが歌っているようなドライな歌声に

痺れるようになった。

それが巡り巡って、ボーカロイド初音ミクに行き着いた。

なので、人間が歌っているように聞こえるボカロ曲は

凄いと思うが好きにはなれない。

ボーカロイドは人ではない。

完璧を目指すことは大切だが、

完璧な人を目指すのは違うと思う。

ボーカロイドボーカロイドだからこその

持ち味が評価されている。

あらかじめプログラミングされた声で

ボーカル特化型アンドロイドおよびロボットが

歌っているからこそ私は痺れることができる。

音程が外れようが、声がおっさんであろうがだ。

なので、自分が作った曲がへたくそに歌ってても

多少は目を瞑ることにする。

これはボーカロイドだから!

と自分に言い聞かせて目を瞑ることにする。

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ピアプロの勉強が終わったので、今後は曲作りを学んでいく。

その前に。

MIDIキーボードをPCに繋げた。

半月前に購入した「Launchkey MK3 25」(miniじゃないよ)を

ようやく繋げた。

曲作りの学習のタイミングに繋げたかったので、

導入と接続に間ができてしまった。

繋げる前は箱に入れたまま床に置きっぱだ。

たまに箱の角に小指をぶつけたり、

金欠時に「メルカリ」のワードとともに箱をちら見するぐらいで、

本体のほうは問題ない。

問題は接続だ。

 

普通にMIDIでPCに繋ぐ。

すると、「サイトに飛べ」との指令が表示されるので、

サイトに飛んで商品登録。

繋げた時点でシリアルコードが入力されている点が素晴らしい。

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使い方もPDFと動画で紹介してくれる点も素晴らしい。

 

だが!

それは使っているDAWソフトが「Ableton Live Lite」の場合だ。

この「Launchkey MK3」は「Ableton Live Lite」に特化した

キーボードで、その他のDAWソフトにも使えるものの

一部の機能(人を殴った際にルミノール反応が出る出ないとか)

が使えないらしい。

つまり、「Studio one」を使用している私には

サイトのPDFや動画はあまり適切ではない。

それを事前に知っていたら買わなかったんですが・・・。

あの頃はまだ知識不足だったから・・・。

 

一応、Studio oneに繋げる方法もPDFと動画で紹介されている。

その点は親切だ。

ありがとう。

外部デバイスの「HUI」というとこで繋げるのだが、

受信先と送信先の項目がPDFや動画で紹介しているものと

違っていた。

その瞬間、頭から「プシュ」と煙が出た。

わからん。

そこから、まあ調べまくった。

調べても「Launchkey mini MK3」がヒットする。

だから、「mini」じゃないってば。

「mini」が付いてないほうなんだってば。

だったら、miniと同じ方法で繋げればいい。

ってな感じで、よくやく「それっぽい」動画を見つけて

似たような項目をチョイスして繋げてみた。

設定した瞬間、ドラムパットがパチンコで大当たりしたような

光り方をした。

 

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↑これで繋がった

↓HUIで接続された

 

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鍵盤押すと音が鳴る。

ドラムパットも触ると音が鳴る。

Arp」ボタン押すと、連続で鍵盤押してくれる。

人を殴るとルミノール反応が出る。

それぐらいしか実感できないが、

MIDIキーボードとして活用できるだけで、

今の私には充分だ。

Ableton Live Lite」も導入しようか迷っているけど・・・。

 

その11 私の脳の困るやつ

ここ一週間、仕事で忙しかった。

愛と正義のセーラー服美少女戦士見習いなんて

気軽に引き受けるもんではないなと後悔しつつ、

おかげでDTMの勉強が一週間おざなりになってしまった。

新品のMIDIキーボードも箱に入れたまま繋げておらず、

通路の妨げになっている状態だ。

アドラー心理学なら、「仕事が忙しいから」は

DTMをやらないための言い訳になってしまう。

本気でDTMを学ぶのであれば、寝る時間を惜しんでもやるものだ。

とはいえ、趣味の領域に本気もなにもない。

プレイ中のゲームが一週間触れないのと同じ。

私の中では、それはそれで仕方がないと割り切れる。

「早く次の段階へ」と、はやる気持ちはあるものの、

「時間があるときにじっくりやりましょう」と、なだめられる。

 

しかし、脳内は結構暇だ。

セーラー服美少女戦士見習いの職とはいえ、

主な仕事は師匠が倒した敵の残骸処理だ。

ビニール袋に詰めておがくずを撒くだけの作業だ。

脳内は案外暇を持て余している。

そんな脳に割り込むかたちで、

次々と曲のアイディアが浮かんでしまう。

これが困る。

現実に脳内のアイディアをアウトプットすれば、

取るに足らない妄想曲だ。

でも、私の脳内では素晴らしい曲だ。

震えて失禁し、股間におがくずを撒くほどの曲だ。

ビルボード1位を独占し、ゆくゆくは徹子の部屋に呼ばれ、

徹子を2回抱くほどまで突き進める曲だ。

そんな曲が脳内で次々と生まれる。

そして次の朝には、すっかり忘れている。

「これだ!」と閃いたコンセプトやリズム、

メロディーラインやドラム音が全く思い出せない。

自分がセーラー服美少女戦士見習いだったことも忘れ、

「自分は母親だ」と名乗る男の名前さえ思いだぜない。

薄々は気付いている。

出勤前に母親と名乗る男に投与される薬物が原因だと

薄々は気付いている。

ゆえに歯がゆい。

あの曲さえ現実化すれば徹子を抱けるのに!と思うと、

相棒のタスマニアザリガニを拳で潰すほど悔しい。

なので、最近は湧き出るアイディアを脳内で押し留めている。

忘れるぐらいなら、これ以上アイディアが展開しないよう

制御したほうが悔しさは残らない。

アイディアが出た途端に、赤い棒を両手に持った交通整理員が現れ、

「はい、ここからは通れませ~ん」と

赤い棒でアイディアをぶん殴って始末している。

そして、その残骸を私がビニール袋に詰めて・・・。

あれ?デジャヴ?もしくはマチャミバーン?

ともかく、もう、暇な脳には晩御飯のハンバーグのことしか

考えないように決めている。

ハンバーグってあれでしょ?

母親と名乗る男に無理やり飲まされる緑色の錠剤のことでしょ?

違うの?

答えてくれ、徹子!

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そんな中、ピアプロの歌手アイコンの追加だけした。

歌手アイコンの追加→コラボレーション作品をダウンロード。

ピアプロのサイトへ飛ぶと、

初音ミクっぽい顔がずらりと並ぶ。

私も絵が上手いほうではないが、

どれも評価しずらい顔ばかり。

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とりえず、ダウンロードしてファイルを

ピアプロスタジオの画面にドロップ。

視覚的に認識しやすいイラストだけを選択して終了。

たぶんこの中から、私のメインボーカリストが誕生するはず。

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その10 やつがきた

記憶が正しければ、一週間前か紀元前のこと。

注文していたMIDIキーボードが届いた。

そのMIDIキーボードが入っているであろう段ボールと一緒に、

もう1つ箱を受け取った。

大きさで例えると猿の頭蓋骨ぐらい。

最初は一緒に注文したヘッドフォンかと思った。

だが、ヘッドフォンはMIDIキーボード側の

段ボールに入っていた。

じゃあ、本当に猿の頭蓋骨?

いやいや、猿の頭蓋骨は先週届いたので、それはありえない。

もしやと思い、開けてもみるとナント「Studio 24c」。

入荷に手間取るため、9月の上旬に配送される予定だった

オープンインターフェイスである。

それが私の予想より早く届いたのだ。

MIDIキーボード、オープンインターフェイス、ヘッドフォン、

そして猿の頭蓋骨。

DTMの環境がほぼ揃ったようだ。

あとは坂本龍一の霊が私に宿れば完璧だ。

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早速、仕入れたばかりのStudio 24cとアナログシンセを繋いでみた。

埃を被っていたアナログシンセはすでに綺麗にしてある。

私の血を与え、再契約もした。

電源も入るし、鍵盤を押すと中で小動物が潰される音もする。

問題はない。

MIDIケーブルをシンセとStudio 24cに繋ぎ、

猿の頭蓋骨をStudio 24cの上に配置してUBSケーブルでPCに繋ぐ。

あれ?ここからどうすんだ?

「オープンインターフェイスを経由すればアナログシンセが使える」

 それだけで脳の思考が停止していたため、

繋いでから先のことなど考えていなかった。

鍵盤を押しても音がしない。

猿の頭蓋骨の角度を調整しても反応なし。

アナログシンセをPCに認識させる方法を

ネットで調べたが、効果なし。

完全に手詰まりだ。

 

まあ、古いシンセを繋いでもね。

こちとら最新のMIDIキーボードがあるし。

過去に勢いで買い、数日足らずで押し入れに封印し、

20年以上放置したシンセを昇華したかっただけだ。

使えないなら仕方がない。

また20年後に会おう。

 

ってことで素直に諦め、Studio 24cの付属ソフトを漁った。

これで元を取る!

でないと、何のためにオーディオインターフェイス

買ったのかわからなくなる。

えぇ、付属ソフトが豊富だから買ったんですよ。

決して古びたシンセに再登場の機会を

与えたかったワケではないんですよ。

見えない道を歩いても未来は来ないんです!

はかないパンツにシミはつかないんです!

 

PreSonusのサイトでStudio 24cの製品登録をすると、

色々なソフトがダウンロードできるようになる。

どれが使えるのかさっぱりわからない。

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とりあえず、ネットで調べ、良さそうなものを落としてみた。

私が落としたのは

OUTPUT MOVEMENT

KLANGHELM SDRR2TUBE

ARTURIA ANALOG LAB LITE

MELODICS - STUDIO BUNDLE

UVI - MODEL D

の5つ。

というか、ダウンロードに手間がかかるため、

5つ落とすだけでかなり時間を消費する。

しかも何も使い方がわからない、使うかどうかもわからない。

そんなもののために作業に時間を消費したくはなく、

5つだけで止めておいた。

 

どのソフトも海外のサイトでサイト登録をし、

ハブを落とし、ハブから目的のソフトをダウンロードする。

これがかなり面倒くさい。

それよりも前に「ハブって何?」と理解するまで時間がかかった。

CDかフェロモンスプレーで落とせるもんだと思っていた私には、

ハブを使った作業に終始頭に「?マーク」が沸いていた。

 

特に問題だったのが「UVI - MODEL D」を落とす時だ。

サイト登録をしたのに返信メールが来ない。

メールが来て、本登録をしてもエラーが出る。

日本語に対応していないため、

翻訳サイトでエラー内容を文字入力。

判明したエラーの原因が理解出来ずに号泣。

その涙で出来たのが、琵琶湖と云われております。

原因としては、サイトの反応が遅いとしか。考えられない

割と時間差を経て、メールが届いたり、

本登録が出来たりしたので、

マントルあたりにサイトがあるのでは、と推察している。

 

今回落としたソフトの中で、

素人の中の素人の私でも「すごい」と思ったのが、

「ARTURIA ANALOG LAB LITE」

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無数のシンセやオルガンやらの音源が使える。

読み込ませるのに時間がかかるのが難点だけど、

単にキーを押すだけでも楽しい。

それ以上のことはわからないが、

これだけでも元を取った気がする。

よかったね。