その9 オートメーション8つ
オートメーションは声の表情を調整する機能だ。
だが、各パラメーターがカタカナで紹介されていて、
ソフト上でアルベット3文字で表示されているため、覚えにくい。
ガイドブックを眺めつつ、視聴データを聴きつつ
理解しようとしているが、覚えにくい。
覚えたとしても、その晩の四足歩行の老婆に襲われる夢のせいで、
起きたときにはすべて忘れてしまっている。
なので、ここで各パラメーターを再確認しつつ、記述しておく。
とりあえず、ベロシティからボルタメントタイミングまでの8つ。
・ベロシティ(VEL)
周りが全員イジリー岡田の顔で高速ベロをしている街。
と覚えれば、覚えにくい。
子音の長さを調節するパラメーターで、
イジリー岡田の舌の長さを調節するものだ。
と覚えれば、覚えにくい。
棒グラフを短くすると、子音が前の歌詞(単語)に
かぶせ気味で長くなる。
このへんが厄介。
なんで短くすると長くなるんだと。
まあ、「ゆったり→長く」、「リズミカル→短く」で
覚えるしかない。
・ダイナミクス(DYN)
声の質感と音量を調整するパラメーター。
下げるとか細く弱く、上げると太く逞しく!
奥さん、ほら、ダイナミクスがこんなに上がってまっせ。
オートメーションカーブで流れるような抑揚(調子の上げ下げ)や
奥さんの欲情(性欲の上げ下げ)も表現できる。
・ブレシネス(BRE)
息っぽさを調整するパラメーター。
値を上げると吐息っぽく、ハスキーになるとか。
また、母音が明瞭になり、聴き取りやすくなるとか。
視聴データを何度も聴いても上下の差が理解できない。
上げると後半がびりびりするなーぐらい。
・ブライドネス(BRI)
声の明るさを調整するパラメーター。
下げると籠った声になる。
抑えた声でもワリと聴き取りやすい。
オートメーションカープで、
「はっちゃけ声←→陰キャ声」の変化が可能。
おとなし目に歌わせたいなら、
データベースにある声を使えばいいとのこと。
・クリアネス(CLE)
声の明るさを調整するパラメーター。
先述したブライドネスと似ているが、
高い周波数帯域に作用する。
上げると尖った感というか、キリキリしたというか、
デシベルっぽくなるというか、
あまり特徴がつかめないままでいる。
上げ過ぎると耳と脳に影響を及ぼすため、
拷問に最適だとは書いてなかった。
・オープニング(OPE)
口の開き具合を再現するパラメーター。
棒グラフを上げると口を開き、下げると閉じ気味になる。
同じ水をぶっかける行為でも、喉が渇いていたら口を開け、
拷問だったら口を閉じるようなもので、
同じ「あ」でも口の開け方で印象が変わる。
私がいつも発するオープニングは棒グラフを下げたほうだと思う。
・ジェンダーファクター(GEN)
これはわかりやすい。
上げると男っぽくなり、下げると幼くなる。
・ポルタメントタイミング(POR)
音程の繋げ方を調整する機能。
イメージ的に説明すると、
借金取りが電話越しで相手が電話に出た途端に
「金返せやコラ!」と怒鳴るのが初期値。
相手が出手で借金取り側の身分を伝えたあとに
「金返せやコラ!」と怒鳴るのが上げた設定。
電話に出た相手側が身分を伝えたあとに
「金返せやコラ!」と怒鳴るのが下げた設定。
伝えにくい!
直接次の音程に繋げるのが初期値。
カープを描いて次の音程に繋げるのが上げた設定。
一旦溜めを作って次の音程に繋げるのが下げた設定。
こんなんでいいのかな。
ここまで記述して、なんとなく分かった。
各パラメーターのカタカナ名はその機能に由来している。
当然とはいえ、その機能で名付けているからね。
イメージで簡略化すると・・・
ベロシティ→べろ(子音)
ダイナミクス→音量
ブレシネス→息
ブライトネス→明るさ
クリアネス→クリア
オープニング→口の開き
ジェンダーファクター→性別
ポルタメントタイミング→金返せやコラ!
これならイメージしやすい。
ソフトのボタンも全部日本語にしてくれれば理解しやすいのに、
アルファベット3文字にするから苦労してしまう。
意識高いのが多いのかな、DTMやる人って。
まあ、今後、カタカナやアルファベットの機能に出くわしたら、
自分なりの解釈で日本語に落とし込む必要があるな・・・。
あとは、四足歩行に襲われる夢は自分がどんな心理状態なのかも
知る必要があるな・・・。