DTM 肉おばさんの道

DTM初心者が手探り状態で奮闘したりしなかったり

その5 オーディオインターフェイスを買った

先日、押し入れの奥からアナログシンセを引っ張り出した。

↓これがそのシンセ

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Novation Bass Station である。

ネットで検索すると「Bass Station II」がヒットするが、

これは初期のやつ。

20年前に発売されたアナログシンセだ。

発売された当時、私の中でテクノ熱が沸騰していて、

勢いで買ってしまったのだ。

当時の価格で5万円ぐらいだったかな。

買ったはいいものの、使い方がわからない。

周りに聞く人もいない。

結局、1日だけいじくって押し入れに封印してしまった。

あれから20年。

押し入れに住んでいた「押し入れおじさん」が、

20年かけて負の方向へデコったのが、この姿。

中島誠乃助が「いい仕事してますねぇ」と言わなかったとか、

言わなかったとかだ。

 

「5万円と20年をかけた汚物」である。

 

だが、今回DTMを始めるにあたり、

どうにかしてこいつを活用してあげたくなったのだ。

 

このアナログシンセにはMIDI端子がある。

調べると、MIDI端子とPCを繋ぐには

「オーディオインターフェイス」が必要らしい。

「オーディオインターフェイス」とは、文字通り、

インターフェイスをオーディオする装置。

(オーディオをインターフェイスする説もあり)

DTMに不可欠な装置らしい。

ならば、オーディオインターフェイスを買うしかない。

ってことで、ここ数日、どのインターフェイスを買うべきか、

押し入れおじさんと一緒に悩んでいた。

 

オーディオインターフェイスは価格帯の上下が激しい。

高いものはウン10万。

安いものはオーディオインターフェイス

後頭部を殴って強奪が一番安い。

さすがに初心者がわけもわからないものに

ウン10万なんて出せるワケがない。

そんな暴挙は20年前にBass Stationを購入して以来、

若干控えている。

ならば3万円以下が妥当だろう。

 

3万円以下でおすすめを調べると、

MOTU M2」が候補に上がった。

価格帯も2万円前後と手頃ながら、とにかく評判が良い。

MOTU M2」を片手に札束風呂でご満悦な写真も

ちらほら見かける。

だが、売ってない。

最短で3ケ月待ちの状態だ。

3ケ月も待っていられない。

3ケ月後に自分がDTMを続けているのかも不安だ。

渋々「MOTU M2」を諦めた。

 

MOTU M2」以外に良さそうな

オーディオインターフェイスを調べてみるも、まあない。

良さそうなものは、大体売り切れて入荷待ち。

現在市場に出回っているのは、高価なものか、

評価が微妙な代物ばかりだ。

で、悩みに悩み、

壺の中に仕込ませたザリガニが中島誠乃助の

鼻を挟む場面を考えに考え、

ようやく決めたのが「Presonus Studio24c」だ。

 

決め手になったのが、入荷日。

「Presonus Studio24c」も人気の商品で、

市場に出回っていなかったが、

ヤフーショッピングで9月上旬に入荷だった。

最大で20日間のおあずけなら我慢できるはず。

あとはStudio oneと互換性が良さそうとか、

添付ソフトが豊富とか、価格が2万円以下でお手頃とか、

「Presonus Studio24c」片手に両脇の女とご満悦な写真を

ちらほら見かけたとか、そんな理由。

 

インストールしただけでスタートラインに佇んでいる

DTM初心者が、

使えるかどうかも試していないアナログシンセのために、

オーディオインターフェイスが何たるものか

把握しきれていないまま、

「えーい買ったれ」とポチってやりましたよ。

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あとは、Bass Stationを綺麗にして待つだけだな。

と思っていたら、速攻で

販売先から「9月下旬の入荷になるにゃん」とのメールが。

なんすか、それは。

もう、オーディオインターフェイスで悩みたくないから、

「それで結構ですにゃん」と答えたけど・・・。

ちょっと騙された感があって、やな気分。

押し入れおじさんの後頭部を叩いて、ふて寝した。